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2009年3月10日 (火)

ありがたい文芸部OBとの交際

 文芸部時代の先輩と最近になって交際が復活したことを、過去記事で書きました。偶然にも、同じ頃、かなり後輩でお顔も知らないままに、彼が大学生だった頃、作品のやりとりがあったKくんとの交際も復活しました。

 いずれもネットを通じての再交際であることを思えば、ネット社会の恩恵を感じます。わたしは魚座ですが、インターネットは12室にある魚座の管轄領域ですから、ネットの恩恵を受けやすい生まれといえます。

 ネットを通じて作品も読んでいただけ、これがなければ今頃は創作の砂漠地帯で渇きのあまり野垂れ死にしていたかもしれません。ネットには恩恵ばかりではなく、危険な面もありますが、専業主婦のわたしのような自力では狭い世界を拡げにくかった人間にとっては、思ってもみなかった人生における新局面でした。

 そのありがたみも薄れつつあったこの頃でしたが、本当に感謝しなければいけないと感じています。

 で、何をそれほど感激しているかというと、ねだった甲斐があって、先輩の短編2編を拝読したことが第一の理由です。

 正直いって、最近になって創作を再開したという先輩でしたから、急によい作品を書くのは無理だろう、お手並み拝見……とばかりに高を括っていたのですね(生意気な後輩ですよね、すみません)。

 それが、読み出していくらもしないうちに、ああ……と目から鱗が落ちた思いでした。何て汚れのない作品だろうと感じました。それは、自分でも気づかないうちに、その危険性は充分認識していながら、如何に自身が賞をゲットしたい、プロになりたいという我欲に毒されていたのかがはっきりとわかるような汚れのなさ、綺麗さでした。

 砂漠で野垂れ死に寸前の人間がオアシスに辿り着いたような心境で、おなかいっぱい、作品を通してもたらされる新鮮な水を飲みました。昔、文芸部に入部したばかりの頃に、文学の真の味わいを知らされた気がしたときの感動がよみがえりました。

 尤も、わたしは文句の多い人間ですから、感想にはいろいろと書きました(ずいぶん的外れなことも書いた気がします)。ですが、そのようなことは実は些細なことで、文学の根本にはこの汚れのなさが絶対的に必要だと再認識させられたという点で、わたしには忘れがたい2編となることでしょう。

 おまけに現在わたしがはまり込んでいる裁判についても、貴重なアドバイス、情報をいただき、とても参考になりました。さすがは先輩ですね!

 感激の第二の理由は、後輩からいただいたメールでした。2年越しでとり組んでいる作品があると書かれていましたが、文面から昔と変わらぬ瑞々しい意欲が伝わってきて、楽しい刺激をもたらされました。

創作…何と申しますか、最近独自のテキトーな文学観が形成されつつあり、
昔はよく、日常(例えば仕事とか生活とか)に創作が飲み込まれるかどうかという論点で考えていたのですが、
近頃は、文学が日常を飲み込んでしまったなぁ・・・と思います。
なんだそりゃ。。
という感じですが、要するに仕事をやるのも、家族と過ごすのも、皆文学活動の一環としてやっています(笑)。

 と彼はユーモラスに書いていますが、この姿勢こそ文学の神髄ではないでしょうか。同じようなことを考えていても、わたしの硬直した姿勢とは異なり、彼の大らかな姿勢には、これもまた目から鱗が落ちるような思いがしました(あ、勝手な引用でごめんなさいね、Kくん)。

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