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2009年1月30日 (金)

つぶやき

 今日の天候は終日重苦しく、わたしの心臓も重かったが、かぶれるためにこの数日貼っていなかったメディトランステープを貼ったところ、かなり調子がよくなり、生き返った心地になった(このニトロ系のテープ、本当に使い勝手がよい。わたしのように皮膚が過敏すぎなければ)。

 そして、家事の合間に国会中継を観ていた。

 以前は全く関心が向かなかった株・為替の情報が気にかかり、iGoogleにタブを追加し、そこで、その関係の情報をキャッチできるようにしている。倒産情報は勿論気にかかり、大企業の赤字やら工場閉鎖やらの情報には辟易するけれど、見ないではいられない。

 政治の変動が激しかった時代のフランスの作家バルザックの作品には、金融に関する事柄が随所に散りばめられていて、それが面白いのだが、この頃では、面白いというより、身に迫って感じられ、読みかたも深刻になってしまう。そのあとの時代のゾラの作品になると、金融が1個のテーマを形成したりする。

 お金のことといえば、『源氏物語』には案外、経済的なことがバルザックに劣らないくらい随所に出てきて、若い頃には光源氏の恋愛を中心に読んだものだが、こうしたところが今は興味深い。経済が出てくるところには、大抵政治に関する出来事も絡んで出てくるから、そうした面白さもある。

 円地文子に、以下の秀逸な指摘がある。

 六条御息所の妄執の中には愛欲ばかりではなく、所有欲もあったと見るのは誤りであろうか。曽て自分が主宰者であった六条の旧邸が、愛人光源氏の手で華麗なものに造り換えられ、その女王の座にわが娘の中宮が座っている間、御息所の霊は安らいでいたが、中宮が去り、他の女君が源氏の正妻として六条の院を主宰することに耐えがたい怒りを感じたのではないか。 〔円地文子『源氏物語私見』新潮文庫、昭和60年〕

 せっかく当ブログに〈Notes:源氏物語〉 を作ったのだから、経済、政治を含めたいくつかのテーマを立ち上げ、各テーマ別に源氏物語を分析してみたいと考えている。これも、ぼちぼちとだが。

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