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2008年9月17日 (水)

16日に循環器クリニック受診

 薬が切れたので、16日に循環器クリニックを受診しました。

 入院中のことを要点だけお話ししなければ、と少し緊張して出かけたのですが、その心配は不要でした。なぜなら、退院した病院からクリニックのY先生宛に報告書が届いていて、それには記入欄をフルに使い、上から下まで何行にも渡ってぎっしりと書かれていたからです。

 そのことで思い出したのは、過去に別の先生に紹介状を書いて貰ったときのことです。夫の転勤により、いよいよ福岡県の某市立病院が遠くなって通えなくなり、引っ越し先のこの街の病院に変わることにした2004年12月のこと――

 どこにかかるかはこちらに任せられたまま、紹介状を書いていただいたのですが、何年も通い、その間には先生がたの異動で4名の先生にかかったというのに、記入欄にはほんの数行書かれていただけでした。

 慢性膵炎といわれて受けていた治療のことは、何も書かれていませんでした。なぜなら、紹介状を書いた先生がそれを否定してなかったことにしてしまったからです。しかも服用しているインデラルの量が間違って10倍に書かれていたため、そのとき新しくかかることになったこの街のY先生を驚かせてしまいました。

 何という違いでしょう! 

 今回入院した病院の内科の主治医U先生には、こちらから無理をいってクリニックのY先生にコンタクトをとっていただいたのに、丁寧なアフターケアがなされていて、本当にありがたいことでした。几帳面なU先生に一層信頼感が深まりました。

 心臓疾患を診て貰ってきたY先生、喘息を診て貰ってきたM先生とは系列の異なる病院に入院することに不安があり、現実には、やはり同じ系列であるほうがよかったと思うこともあるのですが、U先生、脳神経外科のK先生など、信頼できる先生がたに出会えたメリットの大きさには何ものにも代えがたいものがあります。

 体のあちこちにある腫瘤がテーマで、これからも検査や治療を受ける可能性のあるわたしとしては、それは本当に大事なことなのですね。でも、デメリットと感じたことも挙げておくとするなら、局所麻酔で頭の腫瘍を摘出したあと、血圧が低下したときです。

 もう夜になっていました。心臓の薬を飲まなければと思いながらも、まだ飲んでいず、めまいと吐き気に困っていたわたしは、看護師さんから血圧の数値を聴き、今心臓の薬を飲んだら、ますます血圧が低下してしまうだろうと怖くなりました。

 インデラル、ヘルベッサー、アイトロール、シグマートのどれにも血圧を低下させる作用があるからです。

 そして、胸全体がざわざわしていて、不整脈が起きているのではないかと考えました。が、看護師さんの少ない夜に心電図だ、何だと騒がせたくなくて、控えめにそのことをいいました。何より、今の体調でいつもの心臓の薬を飲む不安を訴えました。

 Y先生にお電話できたらどんなにいいかと思いました。夜でも電話していいといわれているからです。クリニックに電話すれば、先生の携帯に切り替わるそうです。

 が、少しの身動きすら苦痛でしたし(午後11時近くになって携帯から記事を更新していますから、その後いくらか気分がよくなったのでしょう)、病棟の看護師さんに他系列の(看護師さんにとっては)見知らぬドクターに電話していただくよう頼むこともわたしにはできませんでした。

 看護師さんは、「先生に訊いてきますから、ちょっとだけ待っていてね。すぐに来ますから」とおっしゃって、出ていかれましたが、ずいぶん時間が経過しました。ベテランの看護師さんですので、わたしのことを忘れていらっしゃるはずはありませんでした。

 かなり時間が経って看護師さんは姿を現わし、「U先生はお帰りになったあとで、つかまらなかったのだけど、脳神経外科の先生がつかまったからお尋ねしたら、心臓の薬は飲まないでくださいということでした」

 翌日、血圧は戻り、脳外の先生がそれを確認に見えました。その後に心臓の薬を飲む許可が出たので、わたしはいつものようにそれらを服用しました。

 そのときのことを、循環器クリニックを受診したこの日、Y先生にお話ししました。眉を顰めて、「胸がざわざわしたとき、胸の圧迫感もあった?」とY先生。
「胸の圧迫感はなかったと思います」とわたし。

 そのときの血圧の値を訊かれたので、上が90くらいだったといいました。また、「手術の前に脳神経外科の先生が、わたしには狭心症があるので、心臓の血管の痙攣が起きない麻酔薬を使うとおっしゃいました」といいました。

 すると先生は合点がいったように、「ああ……。あのね、手術の夜、心臓の薬を飲まなかったのは正解だったよ。おそらく手術中、点滴液の中に、ヘルベッサーとかニトロ系の薬とかが入れてあって、それがどんどん点滴されただろうから、それで血圧が下がったんだよ。心臓の薬を飲んでいたら、血圧がさらに下がっていただろうから、やめておいてよかった。本当に、やめておいて、よかったよ……」

 わたしは、脳外の先生が「心臓の血管の痙攣が起きない麻酔薬を使う」とおっしゃったとき、そんな風な特殊な麻酔薬があると想像してしまったのですね。なあんだ、麻酔薬は普通のやつで、単に点滴液に狭心症を予防するいつもの心臓の薬が入っていただけなのか――と、ちょっとがっかりしました。

 考えてみれば、心臓の血管が攣縮する懼れのない麻酔薬があれば、誰にでもそれが使われるはずですものね。では、造影剤を使ったCT検査のときにU先生が「喘息が起きない造影剤を使う」とおっしゃったのも、点滴液の中に喘息予防の薬が入っていたということでしょうか。

 報告書に目をやりながらY先生が「それで、頭の瘤は骨軟骨腫だったんだね?」とおっしゃいました。
「いえ、骨腫です」とわたし。

 専門家のサイトによると、どちらも基本的に良性の骨腫瘍だということですが、骨軟骨腫(外骨腫)は軟骨性で、表面を軟骨組織がおおっています。原発性骨腫瘍の中で最もよく見られるものだそうで、単発性と多発性があるようです。多発性の場合、まれに悪性化して軟骨肉腫になることがあるとか。

 骨腫は骨性です。骨腫は主に頭蓋骨、下顎骨、上顎骨に生じるとあり、手足の骨に見られる場合は骨髄骨腫として見つかり、外側から腫瘤に触れることはないそうで、外側の表面に骨腫(傍骨性骨腫)ができることはまれとあります。

 報告書が作成された日付は9月8日となっていました。わたしの退院が6日で、脳外の先生から頭の腫瘤の生検の結果が出たとお電話があったのが10日でした。報告書が書かれた時点では、コブ1号(わたしの命名)は骨軟骨腫が最も疑われていたのでしょう。

 Y先生は、わたしの頭の傷痕を見て、「これは……局所麻酔ではきつかったねえ」とおっしゃいました。わたしもそう思います。削るはずが、手術の途中で抉ることになったのですから、仕方がありません。

 頭に残った2個の瘤も先生は確認しようとなさいましたが、わたしは、その2個はベビーなので、まだ小さいといいました。両膝の3個の腫瘤も確認したあとで、先生は溜息をつくように、「悩みが多いね……」とおっしゃいました。

 ホント。昨日娘と大型商業施設に映画を観に出かけたのはいいけれど、歩き回るうちに、両膝がバカになり、左股関節までおかしくなりました。平坦なところであれば、脚を引き摺らずに長い時間歩けますが、階段は5段上り下りするのも苦痛です。

 ただ、心臓のほうは、シグマートが追加になってから、ほとんど発作が起きなくなりました。入院中に軽い圧迫感は何度かありましたが、ニトロ舌下錠を使うほどのものではなく、看護師さんにもいいませんでした。退院後も、ある夜、小さな胸痛が3回連続して起きましたが、これも舌下錠は必要ありませんでした。

 インデラル、ヘルベッサー、アイトロール、シグマートは協力し合って堅固な守りを形成してくれています。これらが、いつものように35日分出ました。

「落ち着いたら、また小説を書いてください」と先生が励ましてくださいました。

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