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2008年4月 2日 (水)

田辺先生の訃報に接して

 フランス文学者であり、シモーヌ・ヴェイユの研究者として著名な田辺保先生が、先月の18日にお亡くなりになっていた。

 何も知らなかった。ただ年賀状にお返事がなかったので、気にはなっていた。

 現在50歳であるわたしが大学時代に、当時、岡山大学の教授をしていらっしゃった先生に、何か質問をするために――もう記憶にないが、たぶんシモーヌ・ヴェイユに関すること――お手紙を書いた。

 それからずっと、ずいぶんご迷惑だっただろうに、わたしは手紙や作品を不躾にも先生に送り続け、その一々にお返事をくださった。

 教わったことは多かった。

 同じ時期に、当時、神智学協会ニッポン・ロッジの会長で、やはり翻訳家でもあった田中恵美子先生にも、質問の手紙を初めて書いた。

 田中先生も、お亡くなりになるまで、否、お亡くなりになった後も、わたしには影響の大きなかただ。

 田辺先生はキリスト者、田中先生は神智学者であり、この世における思想の区分では違う場所にいらっしゃったが、そうした区分は如何にもこの世的な仮の区分であるにすぎない。

 思想の薫り高さ、人間的な温もりという点で、わたしには同類のかたがたと映った。

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