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2007年12月21日 (金)

ぎょっ、息子の先生からお電話が……

 午後3時ごろ、電話がかかってきた。

 セールスかと思って無言でいたら、相手が息子の住んでいる県の名と姓を名乗ったので、今度はてっきり息子の友人と想像し、(そんな名の友人がいたかなあ……)と疑問に思っていたところ、担当の……という言葉で、ようやく息子が所属している研究室の先生だと思い当たった。

 でも、研究室の教授から実家に連絡があるなど、めったにある事態ではないはずなので、動転し、「お世話になっております」の挨拶も早口でそこそこに、「息子が何か?」と尋ねたときは完全に螺子が飛んでいた。 

 先生のお話によると、息子は前日、腹痛で病院に行き、腸の炎症だか捩れたかだったそうだ。「入院しているのでしょうか?」と訊くと、入院はしていないそうで、自宅に帰ったらしい。ところが、今日、出てくるはずの研究室に出てこなかったという。携帯にもつながらなかったらしい。

 心配してくださった先生は、実家に電話をかけてこられたというわけだった。そちらで連絡の方法がありませんか、といわれても、こちらも携帯にかけるくらいしかなく、行くにはここから特急に乗り、新幹線に乗り換えて……とすぐには無理な距離だ。

 あとは、アパートの管理人さんに様子を見に行って貰うくらいしか思いつかなかったので、そういうと、「じゃ、わたしが管理人さんに電話しましょう。番号はわかりますか?」とおっしゃってくださったので、調べてかけ直すことにし、一旦電話を切った。

 念のために息子に電話したところ、通じた。すぐに先生に電話するようにいって、再び息子からかかってくるのを待った。

 何でも、熱が出て外出できなかったので、研究室に出なかったのだという。寝ていたそうで、わたしにいわれて着信履歴を見たら、なるほど先生から電話が何本かかかっていたらしい。

「腸がどうしたって?」
「昔から、たまに腸が詰まった感じがして痛くなることがあったけど、捩れて戻ったんじゃないかと思う」と息子。
「食べすぎでハライタ起こすことは、よくあったわね。腸捻転だったとしたら、大変よ。ちゃんと検査して貰いなさいよ」
「先生に、健康管理センターに紹介して貰った病院名をいったら、あそこは『ヤブだ』って。『でも、レントゲン撮るだけですから』っていうと、『いや、あそこのレントゲンは写らない。わたしがもっといい病院に紹介状の宛名を書き換えて貰ってくる』といって、そうしてくださったから、大きなところへ行ったよ。でも、病院に着いたときは治っていて、エコーをしたけど、医師も腸が炎症を起こしか軽く捩れたのかもしれないって、整腸剤と痛み止めをくれただけだった」

 1人暮らしだと、急病のときが心配だ。数日前に電話したときに息子が風邪気味だといっていたので、変に気になり、昨夜も電話をしてみようかと思ったりしたが、そのあと食事の支度やら片づけやらでバタバタし、忘れてしまっていたのだった。 

 迷惑、心配をおかけした先生に一言お詫びと思い、研究室に電話をかけたが、時間が経っていたせいか、お留守だった。大学のホームページにメールアドレスがあったので、メールをした。

 先生は、研究においては世界的な権威でいらっしやる。それだけでなく、1人の人間として、あたたかみのあるかただと感じられた。教養もゆたかなかたらしい。息子がなつくはずだ。

 わたしが20歳くらいのときから、お亡くなりになるまで、なついていた(?)神智学の先生も――女性だったが――、様々な意味ですばらしいかたで、偶然にも息子の先生と同じ姓だった。母子して、人生の師に恵まれているとありがたく思う。  

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