« めまい ② | トップページ | ワーキングプワという身近すぎる問題 »

2007年3月20日 (火)

19日に、呼吸器クリニック受診

 昨日、呼吸器クリニックを受診した。

 3日前に薬が切れていたことがバレなければいいけれど……と思いながら、クリニックが入っているビルの中のエレベーターのボタンを押した。

 バレないはずはなく、看護師さんの厳しいまなざし。。。

 普段はとても優しい看護師さん。お母様が喘息患者なので、喘息発作の苦しさはよくわかると以前おっしゃっていたっけ。

 診察前に、待合室で名を呼ばれると、美しい観葉植物の置かれた診察室と処置室をつなぐ通路のようなところへ行き、そこで血圧、脈拍数、クリップのような検査器械で指先を挟んで血中の酸素量を測って貰うことになっている。

 長テーブルには、カルテ、器械、器具などが置かれている。

「薬は切れていたはずですよね」と看護師さん。「はあ。本当は先週の金曜日に来るはずだったんですけれど、来そびれてしまいました」とわたし。宿題を忘れて、叱られる子供にそっくりだったことだろう。

「それにしても……。2ヶ月間、風邪をひくようなことは全然なかったんですか? 風邪をひくとね、喘息患者の気管支には炎症が起き、ぶよぶよの状態になって、刺激に敏感になり、それが発作を惹き起こすんです。そんなときは薬を増やして貰うといいんですが、そうならないためにも、毎日きちんと吸入を続けないと――」と、終始厳しい表情で看護師さん。うなだれるわたし。

 いえない。とても、いえない。どうしても発作を起こしてはまずいときの数日前から吸入し始め、当日は多めに吸入して発作に備える以外、普段は全然吸入していないなどということは……。

 ちょくちょく喘息の小発作が起きることはあるが、それは大抵ハーブのエルダーフラワーシロップで治まるのだ。

 が、喘息の大きな発作が起きたときの苦しさは忘れられず、万一そんな発作が起きたときのことを考えると、吸入ステロイドであるフルタイドと縁は切れず、ましてやこの呼吸器科と縁を切れない事情が他にもわたしにはある。

 大きな発作が起きたのはこの市に引っ越してくる直前で、そのときは以前住んでいた街にある呼吸器科で数時間かかる点滴と吸入の処置をして貰い、それでようやく治まったのだった。

 この発作のことは今の先生にお話ししたが、何しろ話だけのことなので、いわば例外的なこととして宙に浮いてしまっている。

 先生によれば、わたしに今吸入が必要とされているのは何より、インデラルの副作用に備えるためだった。頻脈を抑えるために飲んでいるインデラルはときに喘息発作を惹き起こすことがあるのだ。

 先生はインデラルが原因で、長時間喘息の発作が治まらず、ひどく苦しんだ患者をご存知なのだそうだ。

 まるで恐怖体験を思い起こすかのように、遠くに視線を置きながら、怖ろしそうにそのときのことを話されると、わたしはぞっとしてしまって、引っ越し直前の大きな発作とは別のタイプの止まりにくい咳が、以前はたびたび出ていたことを、思い出さざるをえなかった。

 そんな咳があまり出なくなったのは、今通っている呼吸器科で数ヶ月間集中的にフルタイドを使用したお蔭だろうと思っている。

 が、次第に今度はフルタイドの副作用に怯えるようになり、あるときから自己判断でエルダーフラワーを使い出した。それで今はうまくいっているのだが、このままでいけるのかどうかはわからない。いけるまでは、このままいこうと思っている。

 話が長くなったが、この日先生のお咎めはなく、主にめまいの話に終始した。

 循環器クリニックで出して貰ったメニエール症候群の薬メリスロンは安全性の高い薬で、わたしに起きたような吐き気や気分の悪さは例外的なものだと思うという話だった。

「では、メリスロンを使い続けるうちに、副作用が軽くなることはありますか?」と、わたしは訊いてみた。

 めまい自体はメリスロンで改善されたので、副作用さえ起きなくなるようであれば、続けて使ってみたいと思ったのだ。

 が、先生はうーん、といったきり……。先生の考えでは、予防に努めることが大事らしい。眼精疲労を少なくし、睡眠をよくとって、耳の血流が悪くなることを防ぐことだという。

 胸や背中の聴診のあとで、眼鏡やパソコンに話題は移り、医師と患者の会話というより、近眼や老眼といった弱点を持ちながらもパソコンを使わないわけにはいかない人間同士の情報交換といった盛り上がりかたをして、この日の診察は終った。

 関連記事はこちら 

|

« めまい ② | トップページ | ワーキングプワという身近すぎる問題 »

健康 №3(受診)」カテゴリの記事