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2006年11月26日 (日)

『返り咲いた薔薇』は序破急の破を離陸し急の大陸へ、パムク氏は354頁。

 ああしんど。これ以上書くと死ぬ。というとオーバーだが、昨日の夜からぶっとばして、くたくた。襤褸切れ状態。

 あと、今日まで入れて3日ほどしかない。完成できるのだろうか。同人雑誌に提出するのは何も義務づけられているわけではないので、パスしたっていいわけだが(内容によっては掲載不可となる場合もある)、できれば出したい。

 ここ1週間、心臓の具合はすこぶるよくて、体調には何の問題もなかったが、ここにきて、膀胱炎の徴候。過労の警告なのだが、この程度の執筆でこうなるなんて情けない。原稿を送るまでは受診する時間もない。水をたびたび飲んで、乗り切ろう。

 オルハン・パムク著『わたしの名は紅』(和久井路子訳)は、死後にこの世とあの世のあいだでエニシテに起きたことを、彼自らが語る章を読んだ。

 パムクはなぜ、このような場面を設定したのだろうか? こうした場面があるのとないのとでは、作品の雰囲気がずいぶん違ってくる。わたしには違和感のない場面だが、一般の日本人にとってはどうなのだろう。最後まで読んでみないことには、パムクの意図が今一つ呑み込めない。

 エニシテの死後の場面には作者の実体験から出たものらしさは感じられず、作り物めいているが、悪くはない。ところどころにリアリティがあり、死後のことを研究した形跡がある。こうした場面は下手な描き方をすれば、滑稽なものになってしまうのだ。

 死後の世界といえば、プラトンが『パイドーン』で描いたそれは圧巻だ。

パムク氏の記事は多くて、右サイドバーのカテゴリーに「オルハン・パムク」の項目があります。クリックなさって、ご参照ください。

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